おうちで簡単筋トレ・背筋

最近太ってきたし、運動不足だし、そろそろ何かしたいけど何をしたらいいかわからない…

そのようなサラリーマン必見!

おうちでできる簡単筋トレをご案内します。

 

今回は背筋編。

大きく広い背中は男女共に憧れ、左右のメリハリのある脊柱起立筋は触りたくなるような美しさがあります。素敵な後ろ姿は見る者を惹きつけますね。

このように見た目を変える上でも重要な筋肉ですが、何よりも姿勢保持に欠かせないのが背筋。

姿勢を改善するだけで肩や腰の負担が減り、肩こり・腰痛は軽減します。

 

また、猫背は内臓を圧迫するので消化不良などの影響を与えるのですが、背筋という大きな筋肉がつくと猫背が改善されるだけでなく、代謝が上がり痩せやすい体を作ることもできます。

 

自分からは見えない筋肉のため見落としがちな筋肉なので、より意識して行なっていきましょう。

 

【基本動作とポイント】

大きく広い背中を作るには広背筋を鍛えると効果的ですが、ここでは姿勢保持に欠かせない脊柱起立筋のトレーニングについて説明します。

 

◆脊柱起立筋とは

背筋と呼ばれる筋群の1つです。

首筋から骨盤にかけて背中を縦断している筋肉で、背骨を挟んで右と左にわかれています。

背中を反る、体幹を捻ることを始め、体幹部の運動のほとんどに携わっています。



プランク

 

★POINT★------------------------

背筋の筋トレと聞くと背中を後ろに反らす運動が頭に浮かぶと思いますが、

正しい姿勢や力の加減がわからないと腰痛を引き起こす原因となります。

プランクは腹筋も含めた体幹部全体の筋肉を使うため、強い負荷かからず安全にトレーニングをすることができます。

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・うつ伏せになります。

肘をとつま先を支えにして体を持ち上げます。

 

・その姿勢を10秒保ちます。

できる方は2セット行い、慣れてきたら秒数を伸ばします。



★POINT★------------------------

正しい姿勢で行いましょう。

頭はあげすぎず、下を向きすぎず。

頭の先からかかとまで一本の棒が通ってるようにまっすぐにします。

特にお尻が突き出やすいので気をつけます。

 

鏡でチェックをしたり、誰かに確認してもらいながら正しい姿勢の感覚を掴んでください。

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【まとめ】

姿勢をまっすぐにしているつもりでも、背中が曲がっていたりお尻が出ていたり…

頭の中のイメージと実際の体の動きにギャップを感じた方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

プランクは単純な動作ですが、繰り返し行うことで日常生活でも姿勢を意識できるようになります。

 

スッと伸びた背筋は自信に溢れている印象を受けます。

胸を張って颯爽と街中を歩けるように、継続しましょう。

カッコいい背中を作る為の懸垂

懸垂は小学生の頃にやったことがある方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな懸垂に関して、紹介します。

 

一概に懸垂と一言で言っても種類がいくつかあり、鍛えられる部分も多いので、かなり大事なトレーニングです。

基本的に負荷は自重になりますが、やり方によってはかなりの負荷をかけることが可能です。

私は、トレーニング前のウォーミングアップで懸垂を取り入れたり、最後の追い込みで懸垂を取り入れていました。

 

男は背中で語るという言葉があるように、背中が逞しい男性はカッコいいですよね。

そんな背中を鍛える懸垂のトレーニング方法を紹介します。



【懸垂の効果】

懸垂で鍛えられる部位は、広背筋をメインに、三角筋僧帽筋上腕二頭筋上腕三頭筋等を鍛えることができます。

1つのトレーニングでも、やり方一つでいろんな部位が鍛えられますので、やり方をしっかりマスターしましょう。



【懸垂の種類】

「ワイドチンニング

懸垂の中でも一番広背筋にダイレクトで効かせることの出来るトレーニングです。

まずは、肩幅より拳3つ分くらい外側に手をセットします。

そして胸をバーに近づけるように肘を曲げながら上体を上げていきます。

これ以上上がらないところまできたら、スタート位置まで下ろしていきます。

全ての懸垂に言えることですが、スタート位置に戻ったときは、肘を伸ばしきらないようにしましょう。

伸ばしきると筋肉の緊張を解いてしまう為、スタート位置では軽く肘が曲がった状態で緊張を保ちながらやりましょう。

 

「ナローチンニング

小学校の時に良くやってたのがこれだと思います。

ナローチンニングは、その名の通り、ワイドチンニングの逆で手の位置を狭めてやるトレーニングです。

肩幅か肩幅よりやや狭めにセットして行います。

これを順手と逆手のどちらもやると良いです。

ナローチンニングは広背筋ではなく、上腕二頭筋上腕三頭筋をメインに鍛えるトレーニングです。

 

「重りを付ける」

自重に慣れて来て、20回を超えるようになったら、ウエイトをぶら下げてやってみてください。ディッピングベルトという、重りを付けることのできるベルトを使用しても良いですし、足で重りを挟んでやって見ても良いです。

かなりの負荷をかける事が出来ますし、普段と違うトレーニングを楽しめるので良いと思います。

 

【懸垂をやる上で大事にする事】

懸垂は本当に限界まで追い込んで上がらなくなってから、もう一回あげるのは至難の業です。

懸垂の最後の追い込みは、下ろすのをゆっくりするだけでも、十分に鍛えられます。

もう体が上まで上がらなくなってから、ジャンプしてでも良いので上まで上がって、そこで一旦止めてからゆっくり10秒くらいかけて下ろすのを3回繰り返してください。

かなりキツイですが出来ないことはなく、凄く効果を期待できるので、ぜひ試してみてください。

筋トレで大事なのは、キツくなってからどれだけ追い込めるかです。

 

【まとめ】

カッコいい背中を作るために、懸垂だけでも十分につくれます。

ベンチプレスのように、目に見える数字があるわけではないですが、懸垂だけでもかなりの効果が期待できます。

上記のやり方を全てマスターし、カッコいい背中を作り上げましょう。

〜筋肉フェチのつぶやき〜フィギュアスケート選手の体がなぜ細いのか考察してみた

平昌オリンピックは盛り上がりましたね。

時差が少ないので明るいうちに生放送が観れるのがありがたかったです。

私の職場では年中TVがついているため社員全員で応援していました。

仕事よりもオリンピック!素敵な職場ですね。



スピードスケートもカーリングも良かったけれど、なんといってもフィギュアスケートです。

羽生選手、宇野選手、メダルおめでとうございます!

 

女子のメダル争いは固唾を飲みました。誰がメダルを取ってもおかしくない高レベルの最終グループ。

金メダルのザギトワ選手は圧巻の演技でした。

安定感のある動きはもちろんですが、感情の込められた表現に見入ってしまいました。最後にジャンプを持ってくる攻めの構成にメンタル強さが伺えます。15歳なのにすごい。



羽生選手の気迫溢れた一つ一つの動作に「魂が込められる、とはこういうことか」と心奪われました。

2017年11月のNHK杯で右足首を負傷し、12月の全日本選手権を欠場しています。

そこからの快進撃は漫画の主人公のようなカリスマ性を感じます。

 

「壁があるのはありがたい」

 

と話す羽生選手だからこそ手に入れた金メダルなんだと思います。感動しました。




フィギュアスケートの動き

華やかに見えるフィギュアスケートですが常人では簡単にできないような運動を行っています。

不安定な氷上でピタリと立つ、スピードをコントロールしながら滑る、ジャンプして回転する、片足で着地を決める、全力のスピン…

 

私は「ピタリと立つ」だけでも危ういです。

それだけでも体幹が鍛えられていることがわかります。

 

では何故あれだけ細身でいられるのでしょうか。

負荷のかかる動作には筋力が必要なはずです。激しい運動を支えるのならばもっとムキムキマッチョでもいいのでは?

細い体で負荷の高い運動ができる理由を考察してみました。



フィギュアスケート選手に必要な筋肉

全身を動かすスポーツですが、特にこれらの筋肉が大切ではないかと思います。

 

・大腿部、臀部

膝を曲げた低い姿勢、ジャンプの踏切で特に力を発揮します。

人体でも大きな筋肉で爆発的な力を発揮することができます。

 

体幹

バランスをとる、空中動作・スピンで軸をつくるなど、演技全ての支えになる部位です。

不安定な氷上では体幹部の強さは必須です。



フィギュアスケートの選手は細身でありながらも太ももが意外としっかりしていたり、腹筋が綺麗に割れていたりします。

細身=筋肉がない、わけではないんですね。



【体が細いメリット】

体が軽いためジャンプ動作がしやすいです。

高く飛べるだけでなく着地の際に関節への負担が軽減され怪我を予防します。

 

また、脂肪よりも筋肉の方が重いため必要以上の筋肉をつけるのは体が重くなる原因になります。

だからムキムキマッチョではないんですね。



【体が細くて力が出るの?】

筋力は筋断面積に比例します。

つまり筋肉が大きいほど力は大きくなります。

体が細いということは筋肉量が少なく力が弱いように思うかもしれません。

 

先述の羽生選手ですが、なんと体脂肪率3%!

ネットで検索すると見事に割れた腹筋を拝めることができるのでどうぞ見てみてください。

一般男性の平均的な体脂肪率は16%前後と言われています。

同じ体型の一般人と比べたら圧倒的に筋肉量は多いんです。

 

また、筋肉量を抑えつつも運動を耐え抜くために「体の扱いの上手さ」がポイントだと考えました。

「こう動かしたい」と思ったイメージと実際の動きの誤差が少ないということが「体の扱いの上手さ」です。

 

つまりジャンプ動作を例にすると

「この角度で踏み込んで、このタイミングでこの向きに腕を振って勢いを付けて...」という動作がイメージ通りに行えるんです。

踏み切る角度や腕の勢いが全てタイミングよく行われることで、筋力だけでジャンプする以上に高く飛ぶことができるのではないかと考えました。

 

ダンスやバレエを練習に取り入れている選手が多いようですので、日頃から鏡を見て自分の動作のチェックする習慣があるんですね。

頭のイメージと実際の動作を一致させる練習ができてることになります。



余談ですが、この運動理論は武井壮さんも話しています。

「頭でああしようこうしようと思ったことを、ああしようこうしようとするのがスポーツなんですよ」

https://miyearnzzlabo.com/archives/18055




【まとめ】

あの細い体はフィギュアスケートというスポーツの特性を存分に生かすため、または体を自由に動かすための努力の結晶と言えます。

 

最高に感動したオリンピック。

数分の演技には何年もの努力が詰まっています。

人を魅了してやまないのは内なる熱い意思が伝わってくるからでしょう。

 

感動をありがとうございました!

4年後を楽しみにしてます。

 

ラジオ体操ってすごい!ラジオ体操がウォーミングアップに最適な理由!

筋トレ前のウォーミングアップは、筋トレ効果を高め怪我を防止する役割があります。

特に運動不足のサラリーマンが急に強い運動を始めると心臓に負担がかかり、急激に血圧が上がって体を壊す恐れがあります。

 

そこで!

ウォーミングアップにお勧めするのが




ラジオ体操!!




みなさんお馴染みのラジオ体操です。

学生以来行ったことがないという人も多いのではないでしょうか。

 

ラジオ体操は動的ストレッチに位置付けられています。

動的ストレッチとは「体をほぐし、体温を上げ、運動に向けて体を準備させる」ことをいいます。

 

ラジオ体操はこれが当てはまるんです。

何故お勧めするのか、詳しく解説しましょう。



【ラジオ体操の特徴】

ラジオ体操は、体の全体を動かす運動です。

関節を大きく動かしたり筋肉をほぐすだけではなく、ジャンプなどで体温を上げることで内臓の働きも活発にします。

一曲通して体操するだけで運動する準備ができるものがラジオ体操です。

 

様々な動きをリズムに合わせて行うことが特徴ですね。

一つ一つの動きにどんな効果が期待できるかまとめました。

「ラジオ体操第一」に特化して説明します。



◆体全体の各関節を動かしやすくする

・腕回し

・腰の回旋

・身体を横に曲げる運動

 

◆柔軟性を高める

・前後に身体を倒す

・腰のひねりの運動

 

◆心拍数を上げる

・ジャンプ

 

◆筋肉を伸ばす

・伸びの運動

・胸反らし

 

◆血行を促進する

・腕を振って脚を曲げ伸ばす運動



【動きのポイント】

より身体をストレッチさせるためにはいくつかポイントがあります。

ピックアップして解説しますので、頭に思い浮かべながら読んでみてください。

 

運動経験が浅い方や運動習慣をこれから付けていく方は脱力して行うことを意識してください。

反動を使うため、力一杯行うと可動域以上に関節が伸びて怪我をする恐れがあるからです。

 

ラジオ体操が終わった時に大きく息が上がるようですと頑張りすぎです。

あくまで筋トレのための準備なので、無理に音楽のペースに合わせる必要もありません。

自分がリラックスして行える程度で動きましょう。



・伸びの運動

◆肩周り、背筋を伸ばして姿勢を整えます。

 

手は軽く握り身体の前面を通って真っ直ぐ腕を振り上げます。(息を吸いながら)

身体の側面を通って腕を降ろし、これを二回繰り返します。(息を吐きながら)

全て「1、2」のリズムで行いましょう。

 

★POINT★------------------------

腕を上げた時に腰を反らせすぎないよう気をつけてください。腰痛の原因となります。

 

お腹が前に出ると腰が反っている証拠です。

お腹は引っ込め、胸が上に引き上げられるイメージで。

息を吸って肺が膨らむのを想像して身体を伸ばしてください。

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・腕を振って脚を曲げ伸ばす運動

◆全身を動かし血流を良くします。

 

ラジオ体操の前半と後半に入る動きです。

両腕を胸の前でクロスしリズムに合わせて外に広げます。

腕を広げ始めたら膝を曲げ、腕が真横に伸びた時に膝が伸び切るように膝の曲げ伸ばし運動も同時に行います。

 

膝を伸ばした時にかかとを上げましょう。

腕を広げた反動、膝を伸ばした反動で体全体をぐーっと伸ばします。

 

★POINT★------------------------

筋肉は血液を送り出すポンプの役割をしているため、肩周り、股関節周りの大きな筋肉を刺激することで血行を良くします。

体を伸ばした時に大きく息を吸い、巡る血液に乗せて体全体に酸素を届けましょう。

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【まとめ】

朝起きぬけの体や、デスクワーク後の体はガチガチに固まっていますよね。

動きやすいように筋肉をほぐしてあげるにはリラックス状態でのウォーミングアップが最適です。

 

幼い頃から馴染みのあるラジオ体操。

音楽を聞くだけで体が動いてしまいます。

頭を空っぽにして体を動かせるのはラジオ体操の強みではないでしょうか。

 

・体を大きく動かすこと。

・自分のペースで行うこと。

 

この2つを意識して無理なく体を動かしてください。

運動へのスイッチに切り替えてからガッツリ筋トレに入りましょう!

強く美しく!効果的なお尻の筋トレ

【後ろ姿に美意識を】

歩いている時、立っている時等、普段みなさんはどれくらい後ろ姿を意識していますか?


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お尻や背中といった後ろ姿は、なかなか自分自身では確認できないものですが、他の人からは常に見られている箇所ですよね。

特にお尻や背中は年々お肉がつきやすくなったり垂れやすい部分のため、ここが鍛えられていて美しいと、年齢よりも若い印象を受けます。


男女問わず、普段自分で見えない後ろ姿の美しさ=美意識の高さと言えますし、お尻の筋肉を鍛えることで運動機能的にも効果がいっぱいあるんです。

今回はお尻の筋肉の知識と、器具なしでトレーニングできるメニューについて掲載していきます。



【お尻にはどんな筋肉があるのか?】

お尻を鍛える時の目的は、

「綺麗なお尻(ヒップライン)を作りたい!」

「お尻の筋肉を鍛えて強化したい!」

など人によって様々だと思います。

まずは、どんな筋肉がどんな働きをしているかを知る事で、目的に効果的なトレーニングを選択していきましょう。


お尻は、表に見える表層筋と内部にあるインナーマッスルを含めると多数の筋肉で構成されています。

その中で、「お尻の筋肉」と言うのは臀筋(でんきん)の事を指し、大きく3つに分類されて、それぞれ大臀筋・中臀筋・小臀筋と言う名前があります。


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3つの臀筋の働きについて、

大臀筋は、「人体の中で最も大きな単一の筋肉」でお尻の外側にあり、お尻の膨らみを作っている筋肉です。ここを鍛える事で、ヒップを引き締めて上向きにする効果があります。

機能的には、走ったり階段を上がったり、跳躍時に使われる重要な筋肉です。


中臀筋は股関節周りの稼働に非常に重要な筋肉で、左右のブレをなくして安定させる大臀筋の内側にある筋肉です。大臀筋と一緒に鍛えると、より効果的なヒップアップが期待できます。


小臀筋は、中臀筋のさらに下にあるインナーマッスルで、足を外に開いたり、股関節を内旋させる役割があります。また、ここを鍛えることは骨盤の安定にも効果的です。



【具体的なトレーニング方法】

・器具なしでできる筋トレ

①壁を使うトレーニング(左右10回ずつ)

壁に背を向けて50cm以上離れたところに立ち、右足を軸にして左ひざを曲げて左のつま先を壁につけます。このとき両手は軽くウエストにそえて下さい。

右足のひざを軽く曲げ伸ばししてこれを10回繰り返す。左足も同様に行うとだいたい30秒ずつで足からお尻全体をトレーニングできます。



②ヒップレイズ・ヒップリフト(上下15回×3セット)

床に仰向けになり足を曲げた状態から、お尻を持ち上げます。

そして胴体から太ももまで真っすぐにして1〜3秒キープして、ゆっくり元に戻してください。


③ヒップリフト・シングルレッグ

②のトレーニングを、片足をまっすぐ伸ばした状態で行うトレーニングです。

(負荷はこちらの方が3倍くらいかかります。)


④サイドヒップレイズ(左右20回ずつ、可能なら20回×2セット)

肩幅くらいに手幅を開いて床に手をついて四つん這いになります。

両手で支えながら、片方の足を膝が腰と同じ高さになるくらいまで横側に上げます。

ゆっくり膝が床につく手前まで下ろします。

股関節の動きを意識してお尻だけを動かすようにするのがポイントです。お尻に加え、くびれにも効いてきます!


⑤スクワット(10~20回×2-3セット)

基本の自重スクワットで足全体を鍛えます。

両足を肩幅に開いて直立し、手は前に伸ばすか頭の後ろにそえます。

太ももが地面と平行になるくらいまで、膝が前に出ないように注意しながらゆっくり腰を落としていき、元の体勢に戻します。

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【日常の中でできること】

①正しい姿勢、あごを引いて歩くことを心がける

ヒップを引き締める意識をして歩くことと、親指の根本の拇指球で蹴ることを意識して指先を使って歩きましょう。

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②荷物は左右均等に持つ

実は姿勢を正すことも、ヒップアップのトレーニングになるんです。

カバンを片側にまとめて持ってしまう人も多いのですが、これは身体を歪ませることになり、姿勢を悪くしてしまうことにつながります。

カバンなどの荷物を左右均等に持つ事をぜひ意識してみてください。


また、リュックサックや斜め掛けのカバンはストラップの長さも体に影響を与えますので、一度チェックをしてみましょう。リュックサックの場合、肩に通すベルトはあまり長くせず、ぶらぶらさせない方が程よく体にフィットするので良いです。荷物を背中に近いところに入れると筋肉への余分な負荷を減らせます。


斜め掛けの場合は、同じ側だけで持たずに左右の肩を掛け替えること、リュックと同様にストラップを長くしすぎないこと(カバンがおしりの下の方まで来ると長すぎ) です。


③立ち仕事の時など、つま先立ちをする。

立ち仕事の時には積極的につま先立ちをして刺激を足に与えてみましょう。

エスカレーターに乗るときは足を半分だけ乗せてかかとを浮かしたり、階段を上るときもつま先・拇指球を意識して使うとおしりに効果的です。

女性の場合は適度にヒールのある靴を履くのも刺激になります。

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【まとめ】
日常生活の中でほんの少し意識を変えるだけで、お尻に効果的な刺激を与える事が出来るんです。
お尻のトレーニングはシンプルな動きで取り組みやすいですので、是非毎日の習慣にして、後ろ姿も魅力的な身体にしていきましょう。

サッカーで使う筋肉

今回は一流のサッカー選手の体つきを画像で見ながら、サッカー選手に必要な筋肉とその鍛え方を紹介していきます。サッカーは技術だけでスキルが決まるだけでなく、筋肉がいかに大切かを見ていきましょう。


【1番使う広背筋】

まずサッカー選手に必要な筋肉はどこの筋肉なのか考えてみたいと思います。
それは「広背筋」と言われています。


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サッカーでは「競り合い」と「ドリブル」、「パス」が主に試合中に繰り返されるスポーツです。

競り合いでは、基本的に自分が相手よりもボールの近くにいれば、ボールを奪われることはありません。 またドリブルでは、脚でボールを扱う際に脚の前側(つま先側)でボールを扱う方が容易です。


この2点から競り合いやドリブルの最中で重要なことは、

「相手を自分の背中側に押さえつけ、かつ相手よりもボールに近くなったら相手を自分の背中側に遠ざける」ことです。それに必要になってくるのが「広背筋」です。 

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【広背筋の使い方】
文字だとわかりづらいですが、実際の動きでは下のような状況です。


https://s.ameblo.jp/e-harikyu/image-12143331731-13602647529.html

一連の流れで説明したいと思います。
メッシ選手(左)はこの動きが大変上手なようで、たとえ相手の方がボールに近くても、自分の腕を相手の腕の上から前に入れます。

この時点でメッシ選手は広背筋を使いやすく、右の選手#2はメッシ選手を押し返すのに、広背筋が使いづらいポジションを強いられています。

https://s.ameblo.jp/e-harikyu/image-12143331731-13602647539.html


その後、左腕を使って相手の前に出て、ボールをキープしてしまいます。

この時の左脚一本で立った時のバランスも見事です。

https://s.ameblo.jp/e-harikyu/image-12143331731-13602647524.html

そして最初の画像と同様、完璧に広背筋を使って相手選手をボールから遠ざけていきます。

この場合必要になってくる動作は手押しといいます。相手と競り合った際に手で相手を押してボールを奪い合います。

【手押しとは?】
この「手押し」の動きを分解すると、主に肘を伸ばす動きと、腕を後方に引く動きになります。
この動作を担うのは、前者は上腕三頭筋、後者は広背筋です。


特に筋肉としてより大きな、つまり出力が大きい広背筋を鍛えることは、サッカー選手が競り合いで勝つためにはとても重要でしょう。



上腕三頭筋と広背筋の鍛え方】
それであれば、この2つの筋肉を鍛えれば、
メッシのようなバランスよく競り合いやドリブルをしていくことができるのではないでしょうか。
次にその鍛える方法を次回お伝えしていきます。


極めよう!!!デッドリフト

今回はデッドリフトについてご紹介させていただきます。
その中でも、特にやり方に重点を置いてお伝えさせていただきます。
ビッグ3とも呼ばれる大事なトレーニングですので、正しくマスターしましょう。

デッドリフトは、背中を重点的に全身を鍛えるトレーニングで高重量も扱えるため、やり方を覚えるとたくさんの効果が得られます。
その中でも特に鍛えられる部位を2つご紹介します。

1つ目は、「広背筋」です。広背筋は背中を覆うようについており、ここの筋肉が大きくなると背中に甲羅がついたように広がりと厚みが出来ます。
2つ目は、「脊柱起立筋」という筋肉です。脊柱起立筋は、背中の上(首の付根)から下(腰あたり)まで脊椎を挟んで縦に走っており、ここの筋肉が大きくなると、くっきり2つに割れた溝が背中に出来ます。

デッドリフトをマスターし、トレーニングを行って上記2つの筋肉が発達させることにより、厚みのある逞しい背中になって、とてつもなくカッコいい背中を手に入れることが出来ます。

では、早速デッドリフトの正しいやり方とよくある間違ったやり方をご紹介させていただきます。

【正しいやり方】
1、足幅は腰幅程度に広げ、バーベルを肩幅より少し広めにします。
2、背中をしっかりと伸ばしたまま、お尻を後方へ突き出し、膝を軽く曲げます。
3、背中を伸ばしたまま、上体を起こしていきます。
4、肩甲骨を寄せるイメージで胸を張ります。この際、背中を反らさないように注意しましょう。
これを繰り返します。

【間違ったやり方】
1、肘が曲がっている
肘を曲げて、腕の力を使って重いウェイトをあげようとする人がいますが、それは間違いです。肘は伸ばして行なって下さい。
デッドリフトは、上級者になってくると、200kgを超える重量を扱うこともあります。しかしこのような間違ったやり方では、200kgなんて上がりません。

2、背筋が伸びていない
デッドリフトのトレーニング中、背中を丸めることはありません。
常に背筋を伸ばす意識で行なって下さい。

3、スクワットの動きになっている
この間違いをしてる方を多く見かけます。スクワットとデッドリフトは別物で鍛える部位が違うのでスクワットの動きになっているなっている場合、本来のデッドリフトで期待する効果が得られません。
スクワットにならないコツは、腰が膝の位置より常に上にある事を意識することです。このように意識してトレーニングを行えばスクワットの動きにはなりません。

4、腰を反らしてしまっている
上記でも少しお伝えしましたが、トップポジションの際に、腰を反らしてしまっている方もよく見かけます。このようなやり方では腰を痛める可能性がありますので注意しましょう。
意識することは真っ直ぐに立つイメージです。重たい重量を扱うようになると腰を反らしたくなりますが、そこはグッと堪えてトレーニングを行って下さい。

5、足の幅が広すぎる
足の幅は腰幅程度です。広すぎると本来鍛えたい部位は鍛えられませんので、スタートする前に足の幅は毎回確認してください。

6、グリップの幅が広すぎる
グリップ幅は肩幅より少し広めくらいです。広すぎると、本来鍛えることの出来る広背筋に効かせにくくなります。狭すぎても力が入りにくかったりしますので、グリップ幅も毎回確認してください。

【まとめ】
デッドリフトもビッグ3の一つで、かなり重要なトレーニングになってきます。ただ、意外にちゃんとしたやり方で出来てる方は多くはないのかもしれません。やり方をしっかりマスターし、カッコいい背中を手に入れましょう。