ラジオ体操ってすごい!ラジオ体操がウォーミングアップに最適な理由!

筋トレ前のウォーミングアップは、筋トレ効果を高め怪我を防止する役割があります。

特に運動不足のサラリーマンが急に強い運動を始めると心臓に負担がかかり、急激に血圧が上がって体を壊す恐れがあります。

 

そこで!

ウォーミングアップにお勧めするのが




ラジオ体操!!




みなさんお馴染みのラジオ体操です。

学生以来行ったことがないという人も多いのではないでしょうか。

 

ラジオ体操は動的ストレッチに位置付けられています。

動的ストレッチとは「体をほぐし、体温を上げ、運動に向けて体を準備させる」ことをいいます。

 

ラジオ体操はこれが当てはまるんです。

何故お勧めするのか、詳しく解説しましょう。



【ラジオ体操の特徴】

ラジオ体操は、体の全体を動かす運動です。

関節を大きく動かしたり筋肉をほぐすだけではなく、ジャンプなどで体温を上げることで内臓の働きも活発にします。

一曲通して体操するだけで運動する準備ができるものがラジオ体操です。

 

様々な動きをリズムに合わせて行うことが特徴ですね。

一つ一つの動きにどんな効果が期待できるかまとめました。

「ラジオ体操第一」に特化して説明します。



◆体全体の各関節を動かしやすくする

・腕回し

・腰の回旋

・身体を横に曲げる運動

 

◆柔軟性を高める

・前後に身体を倒す

・腰のひねりの運動

 

◆心拍数を上げる

・ジャンプ

 

◆筋肉を伸ばす

・伸びの運動

・胸反らし

 

◆血行を促進する

・腕を振って脚を曲げ伸ばす運動



【動きのポイント】

より身体をストレッチさせるためにはいくつかポイントがあります。

ピックアップして解説しますので、頭に思い浮かべながら読んでみてください。

 

運動経験が浅い方や運動習慣をこれから付けていく方は脱力して行うことを意識してください。

反動を使うため、力一杯行うと可動域以上に関節が伸びて怪我をする恐れがあるからです。

 

ラジオ体操が終わった時に大きく息が上がるようですと頑張りすぎです。

あくまで筋トレのための準備なので、無理に音楽のペースに合わせる必要もありません。

自分がリラックスして行える程度で動きましょう。



・伸びの運動

◆肩周り、背筋を伸ばして姿勢を整えます。

 

手は軽く握り身体の前面を通って真っ直ぐ腕を振り上げます。(息を吸いながら)

身体の側面を通って腕を降ろし、これを二回繰り返します。(息を吐きながら)

全て「1、2」のリズムで行いましょう。

 

★POINT★------------------------

腕を上げた時に腰を反らせすぎないよう気をつけてください。腰痛の原因となります。

 

お腹が前に出ると腰が反っている証拠です。

お腹は引っ込め、胸が上に引き上げられるイメージで。

息を吸って肺が膨らむのを想像して身体を伸ばしてください。

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・腕を振って脚を曲げ伸ばす運動

◆全身を動かし血流を良くします。

 

ラジオ体操の前半と後半に入る動きです。

両腕を胸の前でクロスしリズムに合わせて外に広げます。

腕を広げ始めたら膝を曲げ、腕が真横に伸びた時に膝が伸び切るように膝の曲げ伸ばし運動も同時に行います。

 

膝を伸ばした時にかかとを上げましょう。

腕を広げた反動、膝を伸ばした反動で体全体をぐーっと伸ばします。

 

★POINT★------------------------

筋肉は血液を送り出すポンプの役割をしているため、肩周り、股関節周りの大きな筋肉を刺激することで血行を良くします。

体を伸ばした時に大きく息を吸い、巡る血液に乗せて体全体に酸素を届けましょう。

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【まとめ】

朝起きぬけの体や、デスクワーク後の体はガチガチに固まっていますよね。

動きやすいように筋肉をほぐしてあげるにはリラックス状態でのウォーミングアップが最適です。

 

幼い頃から馴染みのあるラジオ体操。

音楽を聞くだけで体が動いてしまいます。

頭を空っぽにして体を動かせるのはラジオ体操の強みではないでしょうか。

 

・体を大きく動かすこと。

・自分のペースで行うこと。

 

この2つを意識して無理なく体を動かしてください。

運動へのスイッチに切り替えてからガッツリ筋トレに入りましょう!